サイエンスとアートの共通点、相違点
今日もお疲れさまです。
いつの間にか、工作とともに好きだった絵画を続けていくうち、
科学への道は自然と消えていき、芸術の方向で生きていくことになりました。
しかし、よくよく考えてみると、アートと科学、どちらかで進路を悩んだりしなかったのは、両者が極めて近い要素を持っていたからだと気づきました。
この両方を比較すると、とてもよく似ています。
アートと科学の共通点は、
・これまでになかった、新しい成果が世に必要とされる
・新しい成果をだすための研究、開発が必要
・研究、開発には、費用が必要
・新しい成果は、世の中の人に新しい価値と発想を提供する
などが挙げられます。
共通点を通して見ると、新しい技術や発想で成果を生み、
しかし、
総じて、現代アート側で足りない部分が多いのです。
特に以下の点で顕著に表れています。
・国が提供する研究機関の有無
・民間の研究機関の有無
・研究、開発にかかる費用規模
・成果の影響範囲の規模感
・利益の還元率
要するに、サイエンスと現代アートでは、
施設や費用、利益に至るまで、
社会への還元のされ方がしっかりと定まっていないことも、予算を投じられない原因であり、利益が出せない原因でしょう。
またアート業界全体が、社会への還元意識がほとんどないのも実情です。
それは、アーティストの作品制作から鑑賞者への作品提供、
現代アートで生み出された新しいものの見方を、
国際マーケットでの作品評価、国際展での作品評価、
そうした競争の中で培われたアートの力はとても大きなものです。
その力を、社会に還元できる仕組みをつくることが、
では、 何かあれば教えてね!